コミック・アニメ感想(その他)(移)

悪ふざけのハズが…映画化まで成し遂げた伝説の作中作『ラブラブLOUTE21』

ゲーム雑誌といえば、まず思い浮かぶ最大手が「ファミ通」でしょう。 このファミ通、今でこそ割と上品な総合誌という趣ですが、初代ファミコン時代はかなりはっちゃけていて、紙面構成もいい意味で無秩序でした。 そんな当時のファミ通でまずパッと思い浮か...
小説(ホラー・サスペンス)

あんまりな陰鬱さ『悪魔が来りて笛を吹く』でココロが凍り付く

金田一耕助シリーズと言えばやはりそのおどろおどろしい雰囲気が思い浮かぶけれど、そんな中でも書き出しのインパクトの強さでいえば、トップクラスに来るのが『悪魔が来りて笛を吹く』だと思う。 なにしろ、冒頭から作者による地の文で「読む者の心を明るく...
小説(ホラー・サスペンス)

館モノの先駆け『そして誰もいなくなった』の余韻ある恐怖感

ホラーとサスペンス物は、目指すところこそ違えど、物語の基本となる流れそのものは兄弟かと思われるほどに似ている。 いずれのジャンルも、まず緊迫感を煽る舞台を用意しないと話が成り立たないという点で共通しているためだ。 煽るだけ煽ったうえで、どう...
コミック(トキワ荘の巨匠)

パニックホラーの大前提を破壊する!藤子・F謹製吸血鬼SFの逆転性

最近、萌え漫画界隈でよくモンスターを主役や準主役にした作品が多い。 単にモンスターの意外にかわいらしい一面を押し出して愛でるだけの山なしオチなしの作品も多いけれど、それぞれのモンスターなりの生活事情が垣間見えるところはちょっと気に入っている...
コミック・アニメ感想(恋愛・萌え)(移)

『オーク編集と女騎士マンガ家さん』の意外な王道っぷりとは

漫画家モノというジャンルは作家自身の体験に裏付けされたメタフィクション的な要素が強いせいか、妙に実感のこもった情念を感じさせるジャンルという印象があります。 ただ、それだけに思い入れのある作家さん・編集者は決して少なくないようで、古くは「ま...
書評(フィクション・アート)(移)

か細い声ゆえのギリギリ感 太宰治『ヴィヨンの妻』

よく人生論として語られることのひとつに、「人生どん底からでもいくらでも這い上がれる」というものがある。 確かに、心の持ちようとしては、こうしたある種のお気楽さは非常に重要だ。 私個人の経験から言っても、こうした考え方ができないと、ドツボにハ...
コミック・アニメ感想(恋愛・萌え)(移)

萌えるダメOLのニューフェース 若菜『いたいお姉さんは好きですか?』

どんなに外面がよい奴だろうと才能があろうと、結局は一人の人間。 一旦私生活に戻ればどんな自堕落な生活を送っているかなんてわかったもんじゃありません。 男女問わずそうですが、プライベートというのは人に見せられたものじゃないからこそプライベート...
書評(ノンフィクション・実用)(移)

捻りや新味よりも大切なもの『会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ』

人間の考え方なんて怪しいもので、多かれ少なかれ周囲に影響されてしまうものだ。 そこにさらに個人ごとの受け止め方の差が付加されるわけだから、なおさらややこしくなる。 だからこそ個人ごとの個性も出るというのは、もちろん事実だ。 ただ、確かにそ...
コミック(ホラー・サスペンス)

圧倒的な負の群像劇『ミスミソウ』はホラーとしてはどうなのか

作品のジャンル分けなんて不毛な行為だけれど、それでもこれはなんか違うと感じたことのある人は多いと思う。 例えば、ホラーというジャンルなら、やっぱり恐怖感をある程度は煽ってくれる内容でないと、あまり「ホラー」という感じはしないだろう。 いくら...
コミック(その他70~90年代作品)

一周回って新鮮!秋本治氏のオールド・ストロングスタイル

数年前の『こち亀』終了後、秋本治氏の作風の広さに驚いた方は多かったんじゃないでしょうか。 特に『BLACKTIGER』などは、人死にまくり、爆破しまくりのガンアクションで、驚きをもって迎えられました。 破天荒さが影を潜めてからの『こち亀』が...
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