コミック(その他70~90年代作品) 英雄譚の裏側に見えるもの 銀河戦国群雄伝ライ(真鍋譲治)感想 悪そうなやつが善行をすると普通以上にいい奴っぽく見えるというのはよく言われることですが、逆に、見た目いい奴っぽい人間が悪行を働くと、実際以上に悪く見える。 実際にはそこまで単純ではない面はあるにせよ、これは真理です。 これは漫画... 2020.12.15 コミック(その他70~90年代作品)
日常生活・ビジネス 亥の子の祝いとは?ウリ坊にあやかる伝統行事を起源から食べ物まで詳細解説 猪の子供・ウリ坊といえば、その愛らしい姿で人気が高く、見るだけでメロメロになってしまう方も少なくないでしょう。 そんなウリ坊をフューチャーしたかのようなネーミングの伝統行事が、「亥の子の祝い」です。読み方は「いのこのいわい」。ウリ坊好きに... 2020.11.01 日常生活・ビジネス
日常生活・ビジネス 十三夜を風流に楽しむ!日取りや由来・十五夜との違いなどの要点 樋口一葉の小説『十三夜』をご存知でしょうか。夫にひどい扱いをされた妻が実家に一度は戻るものの、結局は説き伏せられて夫の元に戻っていく…という、当時の女性が感じていた閉塞感をこの上なく描き切った作品です。作品自体の価値はもちろん高いのですが、... 2020.10.03 日常生活・ビジネス
日常生活・ビジネス 重陽の節句は何故衰退したのか?現状での菊の節句の楽しみ方 9月になるとたびたび目にする季節行事のひとつが「重陽の節句」です。「菊の節句」とも言われるだけに、確かに今でもフラワーショップや和菓子屋などではこの時期の定番ではあります。 が、実際のところ、現代では重陽の節句という行事自体、存在感がかな... 2020.09.04 日常生活・ビジネス
コミック(その他70~90年代作品) ウダウダやってるヒマはねェ!(米原秀幸)感想 過激な物語と相反する清涼感 少年誌・青年誌を問わず男性向けマンガ誌の定番の一つである、 ヤンキーやチーマーなどを主役とした不良もの。 このジャンルならではの特性が、 他のジャンルの要素を物語の一要素として 違和感なく取り込みやすいという点です。 不良モノとい... 2020.06.20 コミック(その他70~90年代作品)
コミック(その他70~90年代作品) 幸せのひこうき雲(安達哲)感想 ド外れた描写力で描かれる心の切迫感 現在では『バカ姉弟』でのほのぼのしたイメージが 広く知られる形になった漫画家・安達哲氏ですが、 90年代あたりの氏のイメージは 青春のモヤモヤ加減を容赦なく描く エッジの効きまくった作家というものでした。 その筋での評価の高さ... 2020.06.17 コミック(その他70~90年代作品)
コミック(ホラー・サスペンス) 闇金ウシジマくん(真鍋昌平)レビュー 金融ものでは異色の「怖さ」の根源 『闇金ウシジマくん』といえば、 言うまでもなくアウトロー・ピカレスク系の作品としては トップクラスの知名度を誇る作品です。 序盤・中盤では 超暴利の闇金融「カウカウファイナンス」の顧客たちの転落ドラマ、 終盤ではウシジマ自身と... 2020.06.16 コミック(ホラー・サスペンス)
コミック(ホラー・サスペンス) 支配者の黄昏(奥瀬サキ)感想 桃太郎と鬼たちはどこへいくのか 「人間ほどたくましくしたたかな生物はいない」 人間という生き物を考えるうえで、 この見方自体は、万人が認めるところでしょう。 ただ、肯定的にとるか、否定的にとるかで 見事に正反対の意味になってしまうというだけです。 肯定的... 2020.06.15 コミック(ホラー・サスペンス)
コミック(ホラー・サスペンス) 怪談人間時計(徳南晴一郎)感想 読者の感覚さえ狂わせる曰くつきの奇書 レトロな漫画文化を語る上で欠かせないのが貸本漫画です。 もっとも、今となっては時代を感じさせるものばかりで、 マニア以外には古書的な価値くらいしか見いだせないでしょうが、 この世界から水木しげる氏や池上遼一氏などが巣立っており、 ... 2020.06.14 コミック(ホラー・サスペンス)
コミック(ホラー・サスペンス) アングラ文化の必須科目!「比較的」初心者向け丸尾末広オリジナル作4選 2000年代になって突然、江戸川乱歩や夢野久作のコミック化で 注目を浴びたのが、グロテスクな作風で 80年代アングラ漫画の世界を一世風靡した丸尾末広氏です。 この漫画化は元々コミックビーム(エンターブレイン・当時)が仕掛けた企画で... 2020.06.14 コミック(ホラー・サスペンス)