虚空

コミック(トキワ荘の巨匠)

ナンセンス作家としての藤子・Fの真価を『倍速』に見た

SF作品を軸にして藤子・F・不二雄氏の作品を語ろうとすると、どうしてもそのシニカルさや先見性といった、言ってしまえばちょっと高尚な感じの切り口になりがちです。 実際、それだけクオリティが高いってことではあるんですけど、忘れてはならないのは藤...
書評(ノンフィクション・実用)(移)

元ヤン予備校教師が贈る最強のカンフル剤『お前はバカじゃない』

受験生の皆さんには大人のたわ言と捉えられてしまうかもしれないけれど、受験というのは数字=点数ですべてが決まるという意味では楽な世界だ。 そこには例外は(出題ミスなどの根本的なエラーは除いて)存在しない。 だから、やったらやっただけ評価される...
コミック(ホラー・サスペンス)

ネガティブな主観の泥沼『ヒミズ』

ネガティブ思考というのは比喩でなく泥沼のようなものだ。 最初のきっかけは、ほんの些細な落ち込み。一瞬で終わるはずの、ただの落ち込みに過ぎない。 けれど、それを繰り返すたびに、そうした負の思考は習慣化されていく。 そして、本人さえ気が付かな...
コミック・アニメ感想(恋愛・萌え)(移)

ハーレムものには実は平均以上の繊細さと丁寧さが必須なのではないかという話

ラブコメ作品を成立させようとしたとき、そこにはストーリー展開などとは別に、ひとつ大きなルールがあります。 それは、「惚れるまでの過程を納得いくものにしないといけない」ということです。 もちろん、実際の恋愛だって「なんでそうなる?!」って部...
コミック・アニメ感想(その他)(移)

いい話を完膚なきまでにぶち壊し!料理モノの極北『人魚姫のごめんねごはん』

魚たちが仲良く暮らす海の中の世界。 クジラの王様によって統治されるその世界には、やさしい人魚姫がいました。 王様の一人娘である彼女は民に慕われていて、彼女の方も一匹一匹がお友達です。 ですが、そんな海の世界の平和を乱すのが、天敵である人間...
書評(ノンフィクション・実用)(移)

クリエイティブとしてのスライド作成術『プレゼンテーションZEN』

会社の仕事の中で、多くの人が意味を見出せないもののひとつが、会議でのプレゼンだろう。 日本の場合、根回しの方がむしろ重要だったりする場合が多いというのもその理由のひとつだけれど、プレゼン単体だけを見ても、それはおおむね退屈だ。 ただ無味乾燥...
小説(ホラー・サスペンス)

京極堂シリーズ屈指の陰惨さ『魍魎の匣』

ヒット作家でありながら、未見の読者に作品のジャンルを誤解されがちな作家というのは数多い。 京極夏彦氏はその最たる作家だろう。 代表作である『妖怪シリーズ』、通称京極堂シリーズは特にその傾向が強い。 タイトルや概要を見ただけでは、作品がどうい...
コミック(トキワ荘の巨匠)

庶民は正義を使いこなせない『ウルトラスーパーデラックスマン』

正義とは何か。 仮にこの問いを投げかけた時、スラスラと回答できる奴がもしいるとしたら、わたしはそいつを金輪際信用しないでしょう。 そんな単純に割り切れるようなものなら、この世の問題はもう少しカンタンに片付いているだろうし。 まして、特定の人...
コミック・アニメ感想(恋愛・萌え)(移)

あざとさとホンワカキャラの絶妙マッチング『秘書の仕事じゃありません』

4コマ漫画っていうとひと昔前は素朴そのもので、あってもちょっとした艶笑系くらいでした。 その当時に比べると、今は萌え系から割と本格的なお色気系までバリエーションも増えたもんだと思います。 雑誌などはむしろ、下手なストーリー漫画系の雑誌よりも...
書評(ノンフィクション・実用)(移)

「魔法の箱」としてのPCの存在『デジタル・ワビサビのすすめ』

かつて、PCは「魔法の箱」だった。 「これ一台で何でもできる夢のマシーン」だった時代が、確かにあったのだ。 もっとも、時代が下り、その存在が一般化していくにつれ、そうした夢は色あせていく。 それはPCだけではなく、かつてのあらゆるハイテク...
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