鉄道・沿線情報 青春18きっぷの特例 特急・第三セクターにも乗れる例外区間 フリーきっぷとして日本でもっとも有名と思われる青春18きっぷには様々な規定があります。 その中でも最も目立ち、かつ注意を要するのが、やはり特急(臨時では急行も)が使えないこと、そして、JR線以外では使えないことです。 ただ、この... 2018.11.23 鉄道・沿線情報
その他雑記エッセイ V系とボカロ…コラボアルバムは機械と人間の壁を越えられたか? 今年は初音ミク誕生から10周年だそうです。 一時期の熱狂的なブームは沈静化した感がありますが、それだけアーティストの「ツール」として浸透したということかもしれません。 かつてのブーム時を知るものとしては、いささか寂しさも感じたりもするんです... 2018.10.16 その他雑記エッセイ
コミック(ホラー・サスペンス) ただ逃げるだけ、というシンプルイズベスト 『恐怖列車』の純粋な切迫感 「逃げる」という行為には、「相手に絶対にかなわない」という前提がある。 だからこそ、逃げるという行為には恐怖が付きまとう。 逃げ切れなかった場合、どう転んでも末期的な状況しか待っていないことが容易に予想できるからだ。 それだけに、多くのホ... 2018.09.15 コミック(ホラー・サスペンス)
小説(ホラー・サスペンス) 行き過ぎた合理性が生み出す絶対的悪意『クビシメロマンチスト』 ライトノベルというカテゴリは世間的に認知されてからまだそれほど長い歴史をもつわけではないけれど、その中でも出世頭の筆頭のひとりと言えるのが西尾維新氏だろう。 どちらかというとレーベル的にはノベルズ系が多いものの、ご本人の軽快な作風はまさにラ... 2018.09.14 小説(ホラー・サスペンス)
その他雑記エッセイ 破局の予感はどの程度当たるのか? わたしの友人知人には、やたらに破局話が多い。 もちろん多いと言っても限度はあるけれど、それでも世間一般的の水準から言えばはるかに上だと思う。 これは今に始まったことじゃない。 わたしの友人は恋愛も早熟なタイプが多かったし、結婚も早かった。... 2018.09.14 その他雑記エッセイ
ゲーム・スマホアプリ 超現実に逃げなかったホラーミステリー『ファミコン探偵倶楽部』 構造的に、ホラーというのは読み手を何とか世界に引き込まないといけない。 言い方を変えれば、ユーザーが客観的な第三者としての視点を保っている限りは、怖くもなんともないのだ。 この点において、テレビゲームというメディアは、書籍などに比べて圧倒... 2018.09.13 ゲーム・スマホアプリ
コミック(トキワ荘の巨匠) 『宇宙船製造法』にみる安定本能の怖さと行く末 よく自己啓発系で言われることとして、「人間は今いる環境を固定化しようとする本能がある」というのがあります。 それがいい環境であろうが悪い環境であろうが、本質的に人間は「変化すること」それ自体を嫌うというもの。 これは自分を振り返っても確か... 2018.09.12 コミック(トキワ荘の巨匠)
小説(ホラー・サスペンス) ヤンデレどころじゃない、真性の負の悟り 江波光則『ストレンジボイス』 世の中は不平等だ。一般的には否定されがちだけれど、それが事実だということは誰でも程度の差こそあれ感じているだろう。 わかりやすいところでは、たとえば産まれた家がたまたま金持ちかどうか。たったこれだけをとっても、人生は全く変わったものになって... 2018.09.12 小説(ホラー・サスペンス)
小説(ホラー・サスペンス) こんな共同生活は嫌だ!『ミザリー』が描き出す妄執の空気感 同棲というと甘い響きだけれど、現実の恋愛的にはお試し期間という意味合いが強い。 相性の良しあしはもちろん、その相手の本性は実際に一緒に暮らしてみないとわからないという前提がそこにはある。 相手と二人きりの、世間の視線が届かない密閉された空間... 2018.09.11 小説(ホラー・サスペンス)
コミック(トキワ荘の巨匠) システムへの全面依存 『箱舟はいっぱい』の恐怖感の根源 今回取り上げるのは、藤子・F・不二雄「箱舟はいっぱい」。 これも人類滅亡をテーマとしたものではあるのですが、そのテーマ以上に別の面で妙にリアルな恐怖感を感じる作品です。 破綻なきカタストロフストーリー『箱舟はいっぱい』あらすじ 主人公は、妻... 2018.09.11 コミック(トキワ荘の巨匠)