数年前にテレビで紹介されて以来、ねばねば系食品に目のない層に爆発的な人気が続いている「あかもく」。秋田県などでは「ぎばさ」とも言われているようですね。
食べたことがなくても、フコイダンなどの栄養が豊富と聞くと、それだけで惹かれちゃう人も多いんじゃないでしょうか。ただ、それだけではなく、極端なまでに強い粘りによる他では味わえない食感も魅力です。
そんなあかもくですが、問題はいかんせんあんまり有名になり過ぎたこと。
テレビに取り上げた商品にはありがちなことですが、海藻という地味さにもかかわらず極度の品薄なんですよね。
この記事ではそれでもあかもくに興味がある!という方に向けて、ネットで通販されているあかもく関連商品をいくつかご紹介します。
あかもく関連商品3点ピックアップ
ここでは、湯通ししただけのいわゆる普通のあかもくのうち比較的量と値段のバランスがいいと思われるものを一つ。
そしてアレンジを効かせた商品を2つ、紹介します。
別の商品が見たい方(特にシンプルなあかもくにこだわる方)は、以下にランキングを載せておきますので折に触れてチェックしてみてください。
これを書いてる時点では、待ち状態のものも多いですが…
それではさっそくご紹介していきます。
松島湾産天然アカモク「おさしみぎばさ」100g入15個セット
まずはやっぱり湯通ししただけの普通のものを1つくらいは…ということでコレ。
通販で取り寄せできるシンプルなあかもくとしては、現状ではかなりコスパがいい部類です。
あかもく特有のねばねばを一番ストレートに味わうなら、やっぱりコレでしょう。
価格:3,980円 |
口コミはやはり食感や美味しさに関してのものが多いですが、一部、時間がかかったっていう口コミも案の定見られますね。
普通のあかもくを手に入れようとしたら、これはもう避けられないのかも。
・人気があるせいか、到着までひと月半かかった…
・100gで1食分。納豆や酢の物に混ぜてますが、使いやすいしおいしいです。
・目が細かく、口当たりがつるっとしてとてもいいです。
あかもくうどん
ユニーク商品その1。
あかもくの粉を麺に練り込んだうどんです。
言ってしまえば非常にシンプルな発想の商品ですが、これだけでなかなか独特な食感になっているのが面白いところ。
うどん本来のつるっとしたのど越しやこしの強さに加え、じっくり煮込めばあかもく由来の粘りも出てきます。
メーカーのはたけなか製麺は明治23年創業の老舗。温麺メーカーとしてはAランクで、今にいたるまで高級麺のイメージで知られる製麺会社です。その割には値段が手ごろなのが嬉しい所。あかもくにかこつけて、高級メーカーの味を楽しんでみるのも悪くないかもしれません。
【1日限定クーポンで300円OFF】【メール便送料無料】はたけなか製麺 あかもくうどん200g 2個セット【代引き不可】 価格:1,000円 |
中水食品工業 函館前浜産ねばり三海藻 5個入
ユニーク商品その2。
函館産の真昆布・がごめ昆布とあかもくを混ぜ合わせた一品です。
昆布特有のうまみとアカモクの粘りが絡み合い、あかもく単体で食べるのとは一味違う味になってます。
本来函館ではあかもくは食べられていなかったと言いますが、それゆえに出てきた発想と言えるかもしれないですね。
もちろん、普通のあかもく同様、ご飯・味噌汁に入れるなど、使い方はかなり幅広いです。
価格:3,800円 |
さいごに
それにしても…最後にぶっちゃけてしまいますが、あかもく、高くなりすぎ。
品薄状態が行き過ぎたせいか、全体的にかなり高くなってるんですよね。
わたしはわりと有名な産地の近くの出身で、母親があかもく好きなこともあって昔からよく食べてきましたが、最近の値段はちょっと高すぎです。
もし仮にあなたがあかもく産地の近くにお住まいで、しかも魚介に力を入れているスーパーがあるというのなら、
そちらを先に覗いてみると意外に安い地元産の物が入荷されているかもしれません。
とはいえ、そんな都合のいいエリアにお住いの人はかなり限られるでしょう。
そうした事情から、現在あかもくを日常の食品として取り入れるのは、正直かなり値段的に苦しいと思います。
今回はそんなことも踏まえ、それでもあかもくに興味を持った方が試しに食べてみることを想定して紹介してみました。
食品としての魅力はすごくあると思いますので、これを機に「あかもくが好物!」って人が増えてくれると、子供のころからあかもくに親しんできた身としてとてもうれしいです。