アイリスオーヤマホットマット40×40cm(KHCM-40S)購入レビュー

わたしの住むアパートは、価格帯の割には設備もなかなかそろった好物件なんだけれど、
いかんせん1Fなため冬場は床の寒さが耐え難い。

1Fに住んだことのある方ならわかってもらえると思うけれど、
地面に素足をつけているような冷たさで、
黙っていたら足先が普通に感覚がなくなっていくほどだ。
いくらエアコンをつけていても、これでは何の意味もない。

それでもこれまではやせ我慢で耐えきってきたけれど、
今年、さすがに耐えきれなくなった。
だいたい、これでは冬場に自宅ではあらゆる作業が不可能だ。

さて、そうなるとホットカーペットでも買うか?
そう思って探していた時に見つけたのが、足置き向けの小型のホットマットだ。
足元に敷いて使うのが一般的らしい。

今日は、そんな中で選んだアイリスオーヤマのホットマットについて
購入後、半月ほど使ってみた感想を記しておく。

結論から書くけれど、これはアタリ。
費用対効果を考えたら、圧倒的なコストパフォーマンスだ。

安いのは値段だけじゃない!隠れた高コスパ家電、ホットマット

アイリスオーヤマホットマット(KHCM-40S)の公式スペックについて

まず、公式のスペック的な話から。

商品名:ホットマット KHCM-40S-T 40×40cm ブラウン
価格:1980円(税込)
材質:ポリエステル100%
定格消費電力:30W
1時間当たり消費電力:約19.1Wh(強)、約14.3kh(弱)
1時間当たり電気代:約0.5円(強)、約0.4円(弱)
表面温度:約48℃(強)、約40℃(弱)
※価格はアイリスプラザインターネットショッピング(公式)からネット注文で購入した金額(購入手続確定日(2020年1月)時点)。販売店舗や時期により差異がある可能性あり。
※上気スペックはいずれも説明書記載の値。
1時間当たりの消費電力は室温15度・畳の上にホットマットを広げて
5時間通電した場合の平均値。
電気代については新電力目安単価をベースに消費電力量から算出したもの。

このシリーズではもう少し大ぶりなサイズの製品もあるけれど、今回購入したのは同シリーズの中でも一番小さなサイズのもの。大きさと形は商品名にあるとおり40×40cmの正方形。一般的な座布団を少し小ぶりにしたくらいのサイズだ。

厳密には足置き専用と明言しているわけではないものの、
販売ページではモロに足置きとしてつかっているし、
大きさ的に考えても実質足置きに特化したアイテムと思って間違いないだろう。

なお、念のため書いておくけれど、上記のスペックはあくまで40×40cmサイズのもの。サイズが大きくなれば値段も消費電力も上がっていくので、そこはお間違えないように。

後光が差して見えるほどにランニングコストが激安!

さて、そもそもの話として、
なぜホットカーペットではなくホットマットにしたのか?

実はわたしは、ホットカーペットなるものをこれまで買ったことがなかった。
使い勝手はもちろん、どの程度効果のあるものなのかも実感としてはよくわからない。
友人の家であったかいなあと思ったことはあるけれど、
あの温かさが自分の家でも同じように出せるものなのか?

それが不安だったから、最初からあまり大枚はたくのも腰が引けたのだ。
それに、運用コストにしても、ホットカーペットは平均して、
決して安いとは言えない。
いうほど高いわけではないとはいえ、
暖房も併用すると考えたらできるだけコストは抑えたいのが本音だった。

そんな中みつけたホットマットは、
本体の安さもさることながら、1時間当たりの目安料金の数字がすごかった。
少なくとも私の知る限り、あらゆる暖房器具の中でも最安値クラスではなかろうか。
そのスペックは、わたしに見事刺さった。
なにせ、カタログの数字がマジで光り輝いて見えたほどだったから。

要するに、ケチりにケチった結果行き着いたチョイスというわけで、
かなり情けない話ではあるのだけど…(苦笑)。

アイリスオーヤマ公式での購入の流れと商品到着まで

アイリス公式を使った場合の購入手順は一般的なネット通販と変わらない。
商品を選んでカートに入れて、住所などを入れて決済する、一般的な流れ。
送料は一見するとかかりそうだけれど、
このホットマットは送料無料対象商品なので、
商品の値段だけで買える(購入日当時)。

会員制度もあり、登録すればポイントもたまるけれど、
別に登録しなくても購入自体は可能。
支払い方法はクレジット・銀行振込・コンビニ決済・代引きなどの他、
楽天ペイなどにも対応している。
ちなみに今回はデビッドカードをつかったけれど、
問題なく決済された。

注文して翌日には発送のお知らせメールが来て、
それから1~2日でポストに配達通知が入っていた。
日に幅があるのは、仕事の関係でポストを見れなかったせいだけど、
いずれにしても対応はスピーディと言っていい。
(なお、大型商品だったり在庫がない場合はそれ以上かかるとのこと)

 

アイリスオーヤマホットマット(KHCM-40S)の効果を率直にレビュー

さて、とにかく手に入れたホットマットだけれど、
いくら安くても効果がなければどうしようもない。
その点はわたしも不安だった。
何しろ値段が値段だ。
ハズレたらそれはそれで仕方ないかくらいに思っていた。

ただ、最初にも書いた通り、予想はいい意味で外れた。

 

温かさ自体は、ほんのり温かいという感じ。
わたしは普段は強にして使っている(弱だとわたしには弱すぎる)。
これは足の裏の皮膚が分厚いからかもしれないけれど、
いずれにせよ「ポカポカして汗がにじむ」ようなレベルではない。

それに、さすがに真冬だと、室温自体が低いから
他の暖房も併用しないと寒いのは確かだ。
今年は1月は比較的暖かかったからエアコンを使わないこともあったけれど、
ここ数日はさすがに無理。
エアコンもホットマットもガンガン稼働中で、
そんな中でこの原稿を打っている。

ただ、これまでの部屋の床の冷たさを考えると、天国に等しい。

これまではエアコンをつけても結局ガタガタ震えたりしていたのだけど、
結局足が冷たいことによる影響がそれだけ大きすぎたということ。
冷えは万病のもとというけれど、
これまでの体感を考えるに、あれは多分、本当だ。

逆に言えば、足元の冷たさをシャットアウトできさえすれば、
感覚的にすごしやすさはまるで違ったものになる
足元の冷たさがホットマットによってなくなったことで、
暖房の温かさがストレートに感じられるようになった。

今現在、わたしはエアコンをかなり低めの温度設定(20℃いかない程度)にしている。一般的には真冬の暖房としては実用的とはいえない設定だけれど、それでもホットマットの補助があるせいか、さほどの辛さはない。

 

たしかに本格的なホットカーペットのように、
寝転んでぬくぬくと本を読む、みたいな感じではない。
あくまでデスクワークや、すわり仕事のときの補助暖房という感じだ。
けれど、補助とは言ってもバカにできない。
過ごしやすさが圧倒的に違う。

そんな空間がこの値段とランニングコストで手に入ったわけで。
大げさにいえば、わたしにとっては革命に等しい

最後に

もっとも、そう感じるのは、
これまでの我が家の状況がいかに劣悪だったかという話でもある。
だから、既にそこそこ快適に過ごせる環境にいるなら
ここまでの感動はないかもしれない。

ただ、逆に言えば、わたしと同様に
床の寒さで嫌になっているような環境の方なら、
多分似たような感覚を味わえると思う。

ちなみに、付け加えると、マットそのものの感触のよさもなかなかいい感じ。
ふかふかしていて単純に心地いいし、足の裏を置いておくだけでもなんだかほっこりした気持ちになれる。
真冬のささやかな癒しの一品としても、一考の余地はある。

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